2017年3月11日土曜日

監督紹介:大石貴也

大石貴也
プロフィール
1979年東京生まれ。多摩美術大学映像演劇学科中退。日本を代表する演出家・劇作家、野田秀樹氏に師事。NODA・MAP『エッグ』は、パリ国立シャイヨー劇場に正式招待された。マームとジプシー主宰・藤田貴大演出『A-S』では、1ヶ月京都に滞在し、作品制作を行った。近年は、主演映画『おーい、大石』がPFF2016に入選、清原惟監督『わたしたちの家』に出演するなど、映像分野でも活躍中。『フィラエの風』が初監督作品となる。

フィルモグラフィー
2017年『フィラエの風』(初監督作品)

作品情報
『フィラエの風』
2017年/29分/カラー

キャスト
大石敏夫、大石あや子、大石貴也、大石修史、後藤マリ子

スタッフ
監督・脚本・撮影・編集:大石貴也
音楽:照山真史
題字:大石敏夫


作品紹介
売れない役者は末期ガンの父と静かに二人暮らしをしている。そこへロゼッタミッションと呼ばれる宇宙プロジェクトのニュースが流れる。フィラエの風につれられ、彼らは映画を撮り始める。ある日、風が止む。カメラを見つめる父が最後に見る風景は---。末期ガンの闘病中だった父・敏夫の闘病の姿と父と暮らす僕の生活を映画にした。この今しかない思いや、「生きるとは何か」を問い続け、本作品を制作した。

上映会にむけて

世界に杭を打つ。世界のエッジ、入谷から。パリのキャフェーではない。菊沢監督らしい、自由さだ。僕もその辺境の住人の1人である。何やら近くでお祭りがあると聞き、菊さんたちと一緒に踊りたいと思った。僕も、この『フィラエの風』をもって、自分の/自分たちの足で世界を歩き出そう。そして、新しい仲間と出会おう。

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